これまでは機材レビューの投稿ばかりでしたが、せっかくですから実際に撮影に出かけた時の旅行記みたいなものも書いていこうかと思います。
 今回の行先は山梨と長野です。雪が降っていますが、今年ではなく昨年の冬に行った時の記録です。まず向かったのは山梨。富士山が見えるスポットを中心にいろいろ巡ってまいりました。

富士見橋展望台

 山梨で撮影を始めたのは明け方からで、前日には大雪が降っており、関東育ちで雪に触れる機会が少なかった自分は、真っ白に染まった街並みを見て大変興奮しておりました。
 最初に向かったスポットは富士見橋展望台というところで、河口湖から少し車道を登ったところにあります。こちらのスポットは山に遮られるため湖はほぼ見えないのですが、山の合間に富士山が大きく構えており、なだらかな山の斜面と富士山をセットで楽しむことができます。
 周囲の山には真っ白に雪が降り積もり、ぼんやりと光り輝く街明かりがとても綺麗です。天気もよく晴れていて運が良いですね。住んでる場所にもよるでしょうが、雪が積もり、次の日の天候にも恵まれて、かつお休みの日という好条件は、平日出勤の一般的社会人である自分の身だと中々出くわす機会が無いと思うのです。せっかくそんな貴重なタイミングで来れたのですから、雪を堪能しつくすことにしましょう。


新倉山浅間公園

 こちらは新倉山浅間公園です。五重塔と富士山がセットで撮れる人気のスポットで、この日もカメラを持った方々がたくさんいらっしゃいました。白い背景と五重塔の朱色のコントラストが良い感じです。
 ただ、ここは撮影ポイントに来るまでにかなりの数の階段を昇る必要があります。ただ昇るだけでもけっこう大変ですが、この日は階段に雪がどっさり積もっており、踏み固められた雪に滑らないかと終始ビクビクしながら昇っておりました。雪に慣れない自分が、姿勢を低くしながら半ば這うように階段を昇る様子は大変奇怪なものだったかと思います。


大石公園

 次は河口湖の近くまで来まして、こちらは大石公園という場所です。富士山がとても大きく見えます。湖面は大部分が凍っているようです。周囲を散歩していると、かわいい小山のようなものがたくさんありました。この下にはこの公園の見どころであるラベンダーが眠っているそうです。

周囲にはたくさんの小さな小山


 というわけで、山梨で雪景色をたくさん堪能してまいりました。次回は長野に向かうわけですが、長野ではなんと雪山の上にある山荘に泊まり、さらにたらふく雪景色を味わうことになります。続きは近いうちに投稿したいと思います。